スタッフブログ|新築と結露について

新築と結露について

新築と結露について

皆さんこんにちは。

久しぶりのブログ投稿となりました宮本です。

今年は12月から近年稀にみる大雪で、
新潟県内(特に下越地方の皆様)は、
年末の多忙に加えてかなり大変だったかと思います。。。

そんな私も
自宅の除雪と、
各支店の駐車場の除雪と、
各モデルハウスの除雪と、
各建売の除雪をやって、、、

筋肉痛と疲れで風邪になって
数日寝込んでしまいました。。。
(コロナではなかったです)

※大雪警報時の我が家の雪の状況です…
1日で積雪0センチからココまで降りました…※

 

世のパパの皆様同様、
年末年始くらいは余り降らずに
ゆっくりさせてくれと願う、
そんな宮本です。

冬なると結露が気になります

さて、冬になるとニコニコ住宅で
新築をご検討のお客様から、
「ニコニコさんの建物って結露大丈夫ですか?」
と、聞かれることが多くなります。

勿論、大丈夫です!
と、胸を張ってお答えしたいのですが、
実はどんなに性能が高いサッシや窓でも、
新築の家でも状態によっては結露が発生します。

結露のメカニズム

まず、改めて結露が発生するメカニズムですが、
簡単に言うと、
「水分多めの空気が冷やされると、
水滴としてより冷たい所に現れる」
です。
※簡単に言うとです!

その為、
結露をそもそも防ぐためには、
①室内を余計(過分)に加湿しない
②冷たい所を作らない
と言う事がポイントになります。

結露が発生する環境とは?

これを具体的な新築住宅でも
あり得る環境に当てはめてみると、
以下のケースでの結露がほとんどです。

①過度な加湿や室内干しを行っている。
→いくら断熱性能が高くても湿度が高すぎたらNG

これは今年になって聞くようになったのですが、
電気代が高くなる為、エアコンからファンヒーター等に
暖房機器を切り替えるご家庭が多いようで、

エアコンは湿気を取ってくれますが、
ファンヒーターは暖かさ&湿気も発生する為、
エアコンと同じ湿度マネジメントでは
当然今まで以上に湿度が増え、
今迄結露が発生していなかったご家庭でも
結露が始まるケースをお聞きします。

 

②局所暖房で部屋間の温度差が大きい
→断熱性能が高くても
室内の空気温度が均一でないとNG

最近は全室空調システムや、
吹き抜けを使って全室を同じ温度にして
結露しにくい状況を作られる場合も多いですが、
使っていない部屋を閉め切ったり、
収納扉を閉めっぱなしにしておくと、
当然普段使っている居室との温度差が発生し、
結果として結露が発生します。

③換気システムを止めているか、目詰まりを起こしている
→空気が循環しないと理想の湿度にならずNG

換気システムを止めている方は
少ないように感じますが、
排気口のフィルタが目詰まりを起こし、
通常の排気が行えずに人間の呼気や
ファンヒーターの水分、室内干しの水分が
家の外に出て行けず、家全体が暖かいのに湿度が上がって
ちょっとでも温度が低い所(特に窓)で、
結露が発生してしまうケースです

 

 

湿度マネジメントがやっぱり大事!

皆様、イメージ湧くでしょうか?

水分は全体的に平均、均一な状態になろうとするので、
空気中の水分量が多い所から少ない所に行こうとします。

つまり、
暖かいLDKで加湿や家干しを行って湿度が上がり、
換気や空気の循環を行わないと、
空気中の水分が温度が低く、湿度が低い所に行って
結露が発生してしまいます。

ニコニコの家も基本結露しない設計になってますが、
湿度マネジメントが出来ていないと、
どうしても結露は発生してしまいます。
※逆に言うとちゃんと湿度管理と以下の対応を
行って頂ければ結露はしませんのでご安心ください♪

是非、このブログをお読みいただいた後、
①排気口のフィルタの点検し、
②湿度計をご購入いただき、
③収納含めた換気計画を考えてみてください!

 

まとめ

結露は人間の健康にも、
家の健康にも良い事ではありません。

家づくりは性能だけ上げても絶対に幸せになれるわけではなく、
「どのようにその家で生活していくのか」を、
お施主様(皆様)も我々工事を請け負う側も
お互いがしっかり検討・理解したうえで
生活の仕方を含めて検討しながら進めていく事が
とってもとっても大事です。

是非、皆様も結露に対しても含めて
人生の先を見据えた家づくりを
行って頂ければと思います。

宮本

このブログを書いた人

ニコニコ住宅新潟の宮本です

宮本 昌英(みやもと まさひで)

自社のリフォーム部門での提案営業経験から、家を建ててからの家族や生活の変化についてリアルなご説明から、理想ではなく現実的な家づくりの提案を得意としております。ニコニコ住宅立ち上げメンバーの1人として、絶対に幸せになれる家づくりをご提案致します。

スタッフ紹介

ニコニコ住宅がもっと分かる!カタログ請求はこちら

最近の投稿

このサイトはreCAPTCHAによって保護されています。Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。