スタッフブログ|住宅ローン減税って何?

住宅ローン減税って何?

皆様こんにちは!
ニコニコ住宅の多田です。

12月は「師走」と呼ばれ、
その由来は「僧侶のような普段お落ち着いてる人でも、この月は多忙で走り回るようになる」との事ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
年末はお仕事やイベントで忙しくなる方が多いと思いますが、
体調を崩さぬよう乗り越えていきましょう!!

さて、12月といったら年末の前に、クリスマスがあります。
この時期、街ではイルミネーションが飾られて綺麗ですよね♪
お家にクリスマスツリーを飾ったり、
中にはお家の外にイルミネーションを飾るご家庭もあると思います。

因みに、ニコニコ住宅県央店も、クリスマス仕様のインテリアが飾ってあります!

皆さまもニコニコ住宅の県央店に行かれる際には、是非インテリアも注目してみてください(^^♪

そして、クリスマスが終わると、あっという間に年末になります。
年末に近づくと、会社では年末調整があったり、
来年になったら確定申告をする方もいると思います。

その際に、住宅ローンを使ってお家を新築・購入した方は、
ある手続きをすると所得税や住民税が年末に還ってくること、知っていますか・・・?

もうお家づくりをした方はご存じかと思いますが、
お家づくりが初めての方は、
知らない方がほとんどかと思います。

そんな制度があるなら、知っていた方がお得ですよね!!

今回は、年末の時期に知っておきたい、
「住宅ローン減税」という制度についてみていきましょう!

住宅ローン減税とは

では実際にどのような制度なのかというと、、、

※国土交通省サイト参照

「住宅ローン減税」とは、国が無理のない負担で住宅を確保することを促進する為に、
住宅ローンを借りてお家を新築、購入、増築や改築をした場合に、
住宅取得者の所得税(一部、翌年の住民税)が最大13年間軽減される制度です。

簡単にいうと、
住宅ローンを使ってお家を購入すると、13年間所得税が還ってくる!ということです。

 

つぎに、軽減される金額について、
各年末の住宅ローン残高0.7%の金額です。

年末のローン残高の0.7%の金額が、所得税から控除され、国から還ってきます。
※所得税から控除しきれない場合、翌年の住民税(上限97,500円)から控除されます。

細かい数字を見ても想像しにくいと思うので、
ここからは、具体例を挙げてみていきましょう!

 

ご主人様(会社員)年収:400万円
奥様(会社員)年収:250万円

上記の夫婦の場合です。

ご主人様が2500万円の住宅ローンを組みお家を購入した場合、
住宅ローン減税を使うとどうなるのかを見ていきましょう。

まず、住宅ローン減税で軽減される金額の限度はいくらかというと、
住宅ローン残高の0.7%なので、

2,500万円×0.7%175,000円

になります。

次に、
ご主人様(年収400万円)の所得税はいくらかというと、
扶養無しの場合、おおよそ84,000
住民税はおおよそ178,000円です。

ここで減税される金額を合計すると、
84,000円(所得税)+97,500円(住民税の上限額)=181,500円
となります。

しかし先ほど計算したように、この方の住宅ローン減税の限度額175,000円の為、
所得税(+一部住民税)が175,000円以上になっても、
住宅ローン減税に適用される金額は175,000円になります。

以上のことから、
この方が受けられる住宅ローン減税の合計は、
175,000円となります。

このご夫婦の場合は、住宅ローンを組むことによって、
ご主人様が今まで払っていた所得税と住民税、合計175,000円が
還ってくることになります。
つまり、払った税金が年末に還ってくるということになります。

毎年もらえる年収は増えなくても、
お家を購入することで「手取りが増えた」となり、とても嬉しい制度ですよね!

住宅ローン減税を受ける為の条件

次に、住宅ローン減税を使うためには条件があります。

・住宅ローン減税を受ける人が居住する

・住宅ローンの返済期間が10年以上

・住宅ローンを借りる人の所得金額が2,000万円以下

・お家の床面積が50㎡以上

そのほかに、「省エネ性能のあるお家」という条件もあります!

省エネ性能というと、
「長期優良住宅・低炭素住宅」
「ZEH水準省エネ住宅」
「省エネ基準適合住宅」
の3種類があります。

住宅ローン減税を受ける為には、
建てるお家が上記の3栖類の省エネ性能のいずれかに当てはまっている必要があります。

ちなみに、ニコニコ住宅のお家は「ZEH水準省エネ住宅」です!

「省エネ性能」や「ZEH水準省エネ住宅」について詳しく知りたいという方は、
ニコニコ住宅へ是非ご相談ください!

手続きについて

住宅ローン減税を受けられるのはわかったけど、
いつ、何を、どのようにすれば受けられるの?と疑問があると思います。
タイミングが分からなくて受けられなかった!なんて勿体ないですよね。

ここからは、住宅ローン減税を受ける流れをご説明いたします。
1年目と2年目以降で、やることが変わります。

1年目は【入居した翌年に確定申告をする】

お家に入居した年の年末調整は、何もやらなくて大丈夫です!
入居した翌年の確定申告(1月~3月)の際に、必要書類を揃えて税務署に提出します。

必要書類は以下の通りです。

①去年度借入金年末残高等証明書…借入した金融機関からもらいます
②土地や建物の契約書の写し
③土地、建物の登記事項証明書…法務局から取得します
④去年働いた分の源泉徴収票
⑤仲介手数料の領収書の写し※不動産屋へお支払している方のみ
⑥マイナンバーが記載されている書類
⑦身分確認書類(運転免許証・保険証)
⑧申告者名義の預貯金口座番号がわかるもの
⑨住宅省エネルギー性能証明書
⑩去年度の所得税の確定申告書…税務署にあります
⑪住宅借入金等の年末残高の計算明細書…税務署にあります

※住宅ローンを借りた本人以外のご家族様が代理で申告される場合、
代理で行く方の運転免許証・保険証・マイナンバー通知カードのコピーもご用意して確定申告を行ってください。

確定申告をしてから1~2か月後に、指定した口座へ還付金が振り込まれます。

2年目以降は【年末調整で提出する】

確定申告を提出したら、
10月〜11月頃に税務署や金融機関から年末調整で必要な書類が送られてきます。

税務署からは、「給与取得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書」が送られます。
残り12年分の書類がまとめて送付され、毎年使用するものになるので、
大事にしまっておいてください。

金融機関からは、「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」が送付されます。
この書類は、年末の住宅ローン残高の予定額が記載されてあり、毎年送付されます。

この2つの書類が送られてきたら、
税務署から送付された書類に必要事項を記入します。
書類が出来上がったら、
勤務先から配布される年末調整の書類に、上記2つの書類を添付して提出すれば完了です。

3年目以降も同様に、年末調整の時に手続きをします。※確定申告はしなくて大丈夫です。

簡単にまとめると、

1年目は確定申告をして、
2年目以降は年末調整で住宅ローン減税を受ける、

というイメージです!

まとめ

住宅ローン減税のこと、
大まかな説明でしたがお分かり頂けましたでしょうか?
因みに、翌年度の住宅ローン減税についてはまだ未発表なので、
これからお家づくりを検討中の方は国土交通省からの詳細の発表をお待ちください。

住宅を建てるにあたって、
建物のこと、土地のこと、住宅ローンのこと、
色々勉強しなくてはいけないことがたくさんあります。

加えて、税金の制度も勉強となると、
正直大変すぎて、せっかくのお家づくりが苦痛になってしまいます。

なので、ご自身で勉強するだけでなく、
分からないことはプロに聞くのが一番です!

お得なのは分かったけど、
自分だったら実際にどのくらい返ってくるのか分からない、
手続きが難しそう、と感じた方はお気軽にご相談ください♪

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このブログを書いた人

ニコニコ住宅新潟の多田です

多田 優希(ただ ゆき)

読書とクラシック音楽をこよなく愛する住宅プランナーです。インドアメインの生活スタイルの方、音響設備について家に取り入れたい方、是非ご相談ください!前職では家のセキュリティの提案も行っておりましたのでインドア&セキュリティはニコニコNo.1を自負してます♪

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