スタッフブログ|無垢材やその他床材のメリット・デメリット

無垢材やその他床材のメリット・デメリット

皆さんこんにちは!
ニコニコ住宅の多田です。

もうすぐ11月が終わり、本格的な冬が近づいてきました。
そろそろ忘年会の企画や、お歳暮・来年のカレンダー準備など、年末に向けて忙しくなってきますね。

年末といったら、大掃除です!
自宅や会社での大掃除、ただでさえ忙しい時期にするのは面倒だと思う方も多いと思います(^-^;
特に自宅の大掃除だと、寒くてやる気も起きないですよね・・・

ただ、年末の大掃除は、
実は新年を迎える為の重要なイベントということを知っているでしょうか?

年末の大掃除は、平安時代から続く「煤払い(すすはらい)」という神事に由来し、
新年を司る「年神様」を気持ちよくお迎えする為に、家中の汚れを清める目的があるとの事。
また「煤払い」には、一年間の「穢れ」を落とし厄払いの意味もあるそうです。

1年間の穢れが落ちるなら、大掃除頑張ろう!と思いますよね!
今年は皆さんも是非厄払いの意味を込めて、大掃除してみましょう♪

さて、お家の掃除をする時に、
床の掃き掃除・拭き掃除もやると思います。

床材には種類があり、種類によってお手入れの仕方が変わります。
実は、水拭きや中性洗剤を使った掃除に向いていない床材もあるんです!

そもそも床材って、お部屋の大きな面積を占めているからこそ、
どんな特徴があるのか知った上で選びたいですよね。
床材が変わると、お部屋の雰囲気もがらりと変わります。

そこで今回は、

「無垢材やその他床材のメリットデメリット」

をご紹介していきます!

「無垢材」「複合フローリング」とは?

床材は大きく分けると、

無垢材

複合フローリング

のふたつに分けられます。

言葉は聞いたことあるけど、
それぞれどんな床材なのか?よく分からない方もいらっしゃると思います。

見た目はどちらも木の床なのですが、
構造や特徴、使い心地に大きな違いがあるので、詳しく見ていきましょう!

「無垢材」とは

まず無垢材についてです。

無垢材とは、1本の木から切り出した木材を、乾燥、裁断してできた床材です。

素材が天然木100%なので、使用する樹木の種類によって色や木目、堅さが異なり、
更に同じ種類の樹木でも、色合いや見た目にばらつきがあり、それが個性になります。

木の持つ風合いや質感を活かした、温かみのある雰囲気のお部屋になります!

「複合フローリング」とは

次に、複合フローリングを見ていきましょう!

複合フローリングとは、
複数の板をミルフィーユのように張り合わせた合板や集成材の表面に、
「天然木を薄く削ったシート状のもの」や「木目模様をプリントしたシート」を張り付けた床材です。

張り合わせているものによって、さらに細かく分類することができます。

種類が豊富で、傷や汚れに強いのが魅力です!

 

「無垢材」と「複合フローリング」が、どんな床材なのかだんだん分かってきましたね(^^♪

それでは次に、
2つの床材のメリット・デメリットを見ていきましょう!

無垢材のメリット・デメリット

まずは無垢材のメリットについてご紹介します!

 

無垢材のメリット

天然木の風合いや香りを楽しむことができる

肌触りがよく木のぬくもりがあり、素足で歩いても気持ちいい

経年による色の変化が楽しめる

調湿機能がある

無垢材のメリットは、木本来の素材なので、
素足で生活した時に温かみや柔らかさが感じられることや、
年数が経つにつれ、色味が深まったりつやが増したりする「育てる楽しみ」ができることです!
その他にも、調湿効果(床材が湿度を上げたり下げたりして快適にしてくれること)もあります。

なぜかというと、
木材の中には目には見えない空洞があり、空洞が空気を含むことで、人が木に触れた時に暖かく感じるんです。
そして、空洞が衝撃を吸収するので、柔らかさを感じ
さらに、空洞が湿気を吸ったり吐いたりして、室内の湿度を自然に調整する効果も得られます♪
※樹木の種類や塗装の種類にも寄ります。

 

次に、デメリットについてです。

 

無垢材のデメリット

傷やシミが付きやすい

色むらが気になるものもある

季節によって反りや隙間、床鳴りが発生しやすい

オイル塗装などの定期的なメンテナンスが必要

複合フローリングと比べて費用が高い場合がある

デメリットとして、柔らかいがゆえに傷が付きやすいという点があります。
(ただ、この「傷」を風合いとしてメリットと考えることもできます!)
また、汚れが付いた時にはすぐに拭かないと、跡が残ってしまうこともあります。

無垢材は、「自然の美しさ」というメリットが大きい反面、湿度や傷への注意が必要になり、
家族のライフスタイルやメンテナンスの手間も一緒に考えて選ぶことが大切になります。
「手間が増えても、木を存分に楽しみながら暮らしたい!」という方におススメです!!

複合フローリングのメリット・デメリット

次に、複合フローリングのメリットを見ていきましょう!

 

複合フローリングのメリット

カラーや柄のレパートリーが豊富で、表面加工の種類も多い

品質や仕上がりが均一

無垢材よりも温度や湿度による変形リスクが少ない

表面が加工されているのでお手入れしやすい

無垢材より比較的安い

複合フローリングは、色の種類はもちろん、柄も木目柄だけでなく、石柄などもあります
表面加工の種類も豊富なので、
耐キズ・耐汚コーティング・ペット対応フロアなど選ぶこともできます。
また、無垢材よりも湿度変化による隙間や反りが生まれにくく
コストの面では、木そのものを使う無垢材よりも基本的には安いです。

 

次に、デメリットについてです。

 

複合フローリングのデメリット

●無垢材よりも踏み心地が冷たく硬い

●木の香りは感じられない

●調湿効果は少ない

経年とともに劣化していく

複合フローリングは、
傷や汚れに強く反りが生まれないということは、目に見えない空洞が少ないということ。
なので、素足で過ごす時にひんやりと感じ少し硬く感じることもあるかと思います。
また、無垢フローリングはオイル塗装などのメンテナンスをすれば50~60年は張り替え不要ですが、
複合フローリングは早ければ10~20年で劣化が目立ち始めるため、
ささくれや遜色、ひび割れなどが出てきたら、張り替え時期になります。

「床材を色んな種類・柄から選びたい!」「メンテナンスが面倒」という方は、
複合フローリングがおススメです!

まとめ

これまで、「無垢材」と「複合フローリング」についてお伝えしてきましたが、
いかがでしたでしょうか?

因みに、それぞれの床材の掃除の仕方についてご紹介します。
無垢材のフローリングは、基本的に掃除機やほうきでの掃除が基本で、
水拭きをしても水分を溜めないように速やかに乾拭きをする必要があります。
一方複合フローリングは、シミが付きにくいので、水拭きや中性洗剤を使った掃除もできます。

今回ご紹介した床材のメリット・デメリットと合わせて、
床材を選定する際の材料にしていただければと嬉しいです!

床材や、その他の家の材料についても、
お金をかければ良いものにすることはできます。

ただ、本当に必要なものなのか、
その機能や性能を付けることで、ご家族様が幸せに暮らすイメージが持てるのか
そして、「どうせなら」「せっかくなら」と無理をしていないかどうか

ニコニコ住宅では、お客様の家づくりへの不安や無理のない住宅ローンの借り方など
いつでもご相談をお聞きしていますので、是非ご見学にいらしてください♪

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このブログを書いた人

ニコニコ住宅新潟の多田です

多田 優希(ただ ゆき)

読書とクラシック音楽をこよなく愛する住宅サポーターです。インドアメインの生活スタイルの方、音響設備について家に取り入れたい方、是非ご相談ください!前職では家のセキュリティの提案も行っておりましたのでインドア&セキュリティはニコニコNo.1を自負してます♪

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