![]()
皆さんこんにちは!
ニコニコ住宅の多田です。
早いもので、8月も今日で終わりです。。。!
今年も厳しい暑さが続きましたが、皆さまはいかがお過ごしでしたでしょうか?
お盆休みにご家族でお出かけしたり、久しぶりに実家へ帰省したり、お子さまの夏休みの思い出づくりに忙しかったり、
充実した夏を過ごされたことと思います(^^♪
![]()
そして、夏も少しずつ終わりに近づき、朝晩はわずかに過ごしやすさを感じる日も増えてきました。
夏が終わるこの時期は、
季節の移り変わりだけでなく、日本の文化や伝統について改めて考える機会でもあります。
実は、住宅業界にも長い年月をかけて受け継がれてきた日本独自の文化があります。
それが、
「寸(すん)・尺(しゃく)・間(けん)」
という長さの単位です!
皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれませんが、
普段の生活ではあまり使うことがないので、馴染みのない方も多いのではないでしょうか?
「長さなら、m(メートル)や㎜(ミリメートル)でいいのでは?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
私も、入社当時は同じことを思っていました(^-^;
しかし住宅業界は今でも、
「3.5寸柱」「4寸柱」「尺モジュール」「半間(はんけん)」「一間(いっけん)」など、
昔の日本で使われていた長さの単位に由来する言葉がたくさん使われています!
![]()
そこで今回のお話は
をテーマに、
住宅業界で今でも使われている理由や、お家づくりとの関わり方についてご紹介していきたいと思います!
住宅会社との打合せでも耳にする機会があるので、
知っておくとお家づくりがさらに楽しくなりますよ♪
それでは、これから詳しく見ていきましょう!
現在、日本で正式に使われている長さの単位はメートル法です。
学校でも、㎜(ミリメートル)・㎝(センチメートル)・m(メートル)で学びますよね。
![]()
しかし、昔は「メートル」という単位は使われていませんでした。
代わりに使われていたのが、
「尺貫法(しゃっかんほう)」と呼ばれる単位です。
尺貫法では、
・長さは「尺(しゃく)」
・重さは「貫(かん)」
を基準としていました。
現在では、法律上の計量単位としてはメートル法が使われていますが、
住宅業界では設計や材料、部材の基準として「尺モジュール」が残っているので、今でも「尺」などの長さの単位が日常的に使われているのです!
![]()
それでは次から、実際に住宅業界で使われる長さの単位についてご説明していきます(^^♪
1寸=約3.03㎝
「寸」といえば、昔話で有名な「一寸法師」を思い出す方も多いのではないでしょうか?
お話に登場する「一寸法師」は、名前の通り「1寸ほどの小さな男の子」として描かれています。
1寸は約3㎝なので、本当に手のひらに乗るほどの小ささだったことになりますね!
![]()
住宅業界では、柱の太さを表す時に「寸」をよく使用します。
例えば、「3.5寸柱」や「4寸柱」というように使います。
具体的にどのぐらいの太さなのかというと、
・3.5寸柱→約10.5㎝角
・4寸柱→約12㎝角
となります。
住宅会社のパンフレットなどで見かけることがあるので、覚えておくと役立ちますよ♪
![]()
1尺=約30.3㎝
つまり、「1尺=10寸」という関係になります。
元々「尺」という漢字は、親指と人差し指を広げた形からできています!
昔の人は、親指の先から中指の先までの長さを1尺の基準としていました。
今でいうと18㎝ほどの長さなので、現在の1尺の長さよりも少し短かったそうです。
「尺」といえば、
「尺取虫」は長さを測るときの手の動きに似ていることから名前が付けられていますし、
「尺八」は、楽器の長さが「1尺8寸(約54㎝)」だったことから名前が付けられています!
![]()
住宅では、図面を「尺モジュール」と言われる寸法で作成することが多いです。
![]()
例えば、上の住宅の間取り図でいうと、
図面に書かれている「910」「1820」は、㎜単位で表記されています。
・910㎜→約3尺
・1,820㎜→約6尺
というように、単位に尺モジュールが使われています!
窓・ドア・収納などの多くは、住宅の寸法に合わせやすいように尺モジュールを基準に設計されています。
なので、お家づくりでは今でも「尺」という単位がよく登場するのです!
1間=約1.82m
つまり、「1間=6尺」という関係になります。
このサイズ、実は日本人の平均身長+αくらいの長さで、人が横になっても余裕のある長さになります!
畳のサイズや柱の間隔など、1間を基準として設計されているので、
住宅との関わりが非常に深い長さになります!
![]()
住宅では、畳のサイズを考えるとイメージしやすいです。
畳の大きさは一般的には、
・長辺がおよそ1間(6尺)
・短辺がおよそ半間(3尺)
を基準にしています。
![]()
部屋の広さを表すとき、「〇〇畳(帖)」といいますよね?
これは畳の枚数のことで、上記でご紹介した長さを基に面積表記したものです。
つまり、
「LDK16畳(帖)=畳16枚分の広さ」
ということになります!
実は、畳のサイズは地域によって違います。
なので同じ「1畳」でも、地域によって面積が異なることがあります。
![]()
畳のサイズの代表的なものとして、以下の4つを紹介致します!
「江戸間(えどま)」
・関東地方で多く使用している畳
・畳サイズ:約1,760㎜×880㎜
「中京間(ちゅうきょうま)」
・愛知県・岐阜県・三重県などで多く使用している畳
・畳サイズ:約1,820㎜×910㎜
「京間(きょうま)」
・関西地方を中心に使用している畳
・畳サイズ:約1,910㎜×955㎜
「団地間(だんちま)」
・アパートやマンションなどで採用していることが多い畳
・畳サイズ:約1,700㎜×850㎜
このように、
地域だけでなく、アパートでも畳のサイズの違いが出てきます。
一軒家の部屋よりもアパートの和室が少し狭く感じることがあるのは、おそらく「団地間」が使われているからと思われます!
同じ「6畳」と表記されていても実際の広さには違いがある場合があるので、
お部屋の広さを確認する際には、畳数だけでなく面積も見ることが大切です!
![]()
これまで、住宅では「尺モジュール」を使用しているとお話ししましたが、
「尺モジュール」の他に、
「メーターモジュール」と呼ばれる寸法を使用している住宅会社もあります。
〇尺モジュール
→基本寸法:910㎜
〇メーターモジュール
→基本寸法:1,000㎜
です。
「メーターモジュール」は「尺モジュール」よりも寸法が90㎜(9㎝)長いので、
廊下やトイレなどにもゆとりを持たせやすいという特徴があります。
一方で、
同じ間取りを計画した場合でも家全体が大きくなることがあり、建築費用に影響する場合もあります。
どちらが良い・悪いではなく、
ご家族のライフスタイルや住宅会社の考え方によって選ばれています!
![]()
因みに、ニコニコ住宅では「尺モジュール」を使用しています。
「少しでも部屋は広い方がいいのに、なんでメーターモジュールを使わないの?」
と気になる方もいらっしゃいますよね?
日本の住宅では、長年にわたり尺モジュールが使われてきたので、
窓やドア、収納なども、「尺モジュール」に合わせたサイズで作られているものが多くあります。
また「メーターモジュール」の場合、先程もお伝えしましたが、
例えば通路として使う廊下や、ちょっとしたものを飾る床の間も「尺モジュール」で計画した場合より面積が大きくなるので、
全てお金がかかってきます。
![]()
ニコニコ住宅は、
「暮らしやすさとコストのバランス」
を大切にした家づくりを行っております。
お客様それぞれが必要だと思うところにお金をかけてもらいたい!という思いから、
「尺モジュール」を使用しています!
今回は、住宅業界でも今も使われている
「寸・尺・間」についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
簡単にまとめると、
・1寸=約3.03㎝
・1尺=10寸(約30.3㎝)
・1間=6尺(約182㎝)
となります!
普段の生活ではなかなか使う機会がありませんが、住宅業界では今も身近な存在です。
![]()
この単位を知っておくと、
住宅の間取り図を見る時や、土地や建物の説明を聞く時、お家づくりの打合せをする時に、理解しやすくなります!
ぜひ今後、住宅展示場や見学会に行った際には、
「これは何尺ですか?」
なんて質問してみてくださいね(^^♪
長さの単位の他にも、住宅会社のホームページを見たり住宅見学会に行ったりして分からなかった言葉があれば、
是非ニコニコ住宅モデルハウスへご来場いただき、
お気軽にプランナーへお聞きください!

多田 優希(ただ ゆき)
読書とクラシック音楽をこよなく愛する住宅サポーターです。インドアメインの生活スタイルの方、音響設備について家に取り入れたい方、是非ご相談ください!前職では家のセキュリティの提案も行っておりましたのでインドア&セキュリティはニコニコNo.1を自負してます♪
2026.08.31
「寸・尺・間」ってなに?2026.08.10
モデルハウス夏季休業のお知らせ2026.07.31
土地情報の見方 ~中級編~2026.06.26
お家周りの空きスペース活用術2026.05.29
住宅の定期的なメンテナンスチェック項目とタイミング