皆さまこんにちは!
ニコニコ住宅の多田です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今年1月上旬には大雪に見舞われましたが、
今は雪も落ち着き、気温も例年より高くなっています。
ただ、新潟県の冬はまだまだ寒い!
春までにもう1回ぐらい大雪が降るのではと思っております。。。
この季節、できることなら暖かいお家の中でずっと温まっていたいですよね。
皆さまはお家で温まるといったら、何を思い浮かべますか?
こたつ、電気カーペット、ストーブ、エアコン・・・など、色々あると思います。
そんな中、今年3月末にオープンする新潟市西区のモデルハウスは、
ニコニコ住宅で初の、床暖房付きのモデルハウスになります!!
冬の寒い季節、外では雪が降っている中、帰宅したらぽかぽかなお部屋だと嬉しいですよね。
更に床暖房は足元からあったまるので、冷え性の方には最高です!
お家づくりを計画するときに、床暖房を入れようかなと検討されている方もいらっしゃると思います。
皆さまは、床暖房をご経験したことはありますか?
どのぐらい温かいか、ということは実際に経験してみないと分からないと思いますが、
「温かい」以外にも床暖房のメリットはあります!
まず、エアコンと違い熱風を送るわけではないので、ホコリが舞いにくいです。
ホコリによるアレルギーの抑制につながる為、お子さまに多いハウスダストアレルギーの予防になります。
次に、床暖房は床から温めるので、温かい空気が上、冷たい空気が下、という温度差が出にくく、部屋を均一に温めることができます。
部屋全体の温かさにムラが無い為、素足でも快適に過ごすことができますね。
また、ストーブやこたつでお部屋が狭くなることが無く、広々とお部屋を使えます。
暖房器具の出し入れが無くて済むのも嬉しいですよね♪
以上が、床暖房のメリットでした!
ここまで見ると床暖房はメリットしかないのでは?と思いますが、
実は、床暖房のデメリットや注意点もあります。
まず、初期費用とランニングコストが高くなりがちです。
床暖房の種類や使用状況によって費用は異なりますが、
例えば10帖のリビングに床暖房をいれた場合、部材費はおおよそ下記の通りになります。
電気ヒーター式:約85万円
温水循環式:約50万円 ※パナソニックヒートポンプ式温水暖房機の場合
温水循環式は上記金額の他に、熱源機本体、熱源機リモコン、リモコンコード、熱源機設置工事費が別途かかるため、電気ヒーター式よりも初期費用は高くなります。
ランニングコストは、床温約30℃で設定した場合、おおよそ下記の通りです。
電気ヒーター式:約8,400円/月
温水循環式:約4,500円/月
※金額の参考HP:
電気式床暖房 | 床暖房システム | 室内ドア・フローリング・収納 | Panasonic
温水式床暖房 | 床暖房システム | 室内ドア・フローリング・収納 | Panasonic
設定温度や稼働時間によっては、エアコンと加湿器を使用するよりも床暖房の方が高額になる場合もあります。
次に、床暖房は電源を入れてから温まるまでに時間がかかります。
部屋の広さにもよりますが、室温が上がるまで1時間以上かかることも。
そのため、お家を空けてる時間が長く日中床暖房の電源を落としてる場合は、エアコンやストーブと併用しているお家もあります。
また、床暖房の上に敷くラグやカーペットは、床暖房対応のものを選ぶことをお勧めします。
床暖房非対応のものだと、床暖房の熱によってラグの変色・変形が起きたり、熱がこもって温かい空気が部屋に放出されず、電気代が余計にかかることもあります。
床暖房の上に置くソファも、足があるタイプだと床暖房に支障が無く安心です。
以上が床暖房のデメリット・注意点でした!
主にコスト面でのデメリットが大きいと思いますが、ご予算やご家族のライフスタイルに合っていれば「温かい」床暖房は魅力的ですよね。
そんな床暖房には、実は種類があるんです。
次は床暖房の種類ごとに、メリット・デメリットを見ていきましょう!
まずは床暖房の種類として、電気ヒーター式と温水循環式の2種類があります。
電気ヒーター式とは
【熱源】電気。
【暖め方】床材の下に通電式の発熱体があり、その発熱体を電気で加熱して温めるもの。
(画像:「東京ガス ウチコト」様ホームページよりhttps://uchi.tokyo-gas.co.jp/topics/3783)
温水循環式とは
【熱源】ガス、灯油、電気(ヒートポンプ)の3種類。
【暖め方】外部で作られた温水を床直下に這わせた配管に循環させることによって、床を温めるもの。
*ガス式:ガス給湯器で沸かした温水を使用
*灯油式:床暖房専用の灯油ボイラーで沸かした温水を使用
*電気(ヒートポンプ)式:エアコンと同じ仕組みで、大気の熱を利用して温めた温水を使用
(画像:「東京ガス ウチコト」様ホームページよりhttps://uchi.tokyo-gas.co.jp/topics/3783)
それでは次に、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット
・設置費用が安い
・定期的メンテナンスが不要
・省スペースの床暖房(リビングのみ・キッチンの足元のみなど)も容易に対応できる
デメリット
・ランニングコストが高い傾向にある
・温まるまで時間がややかかる
・低温やけどの恐れがある
・パネルを張るので温度にムラが出やすい
電気ヒーター式のものは、設置費用や省スペースでの対応が可能なので、最初のコストは安く抑えることが可能です。
ただ、電気を通電しての加温になるので温度にムラが出やすかったり、稼働中は電気代がかかるのでランニングコストがかかりがちになります。
メリット
・広範囲、複数の部屋に設置可能
・温度にムラが無い
・ランニングコストが安い傾向にある
デメリット
・立ち上がりが遅い(1時間以上かかることも)
・給湯にかかる設備が別途必要になるので初期費用が高い傾向にある
・(凍結を防ぐ為)温める水を不凍液にする場合は、定期的な交換が必要
温水循環式のものは、電気ヒーター式に比べてランニングコストが抑えられるのがメリットです。
お湯を巡らせて温めるので温度にムラが少なく、
また、複数のお部屋に床暖房を設置しても1つの熱源で稼働できるので、エネルギー効率がいいです。
ただ初期費用が高くなりがちで、お湯を温める時間が必要になる為温まるのに時間がかかります。
以上が、床暖房の2種類のメリット・デメリットでした!
比較するポイントはいくつかありますが、
床暖房を設置する面積で比べると、
部分的に床暖房を入れたい場合は電気ヒーター式、
広い範囲や複数のお部屋に床暖房を入れたい場合は温水循環式、がおススメです。
次に費用で比べると、
初期費用を安くしたいなら電気ヒーター式、
ランニングコストを安くしたいなら温水循環式、がおススメです。
以上が床暖房のメリット・デメリットでした!
色々書かせて頂きましたが、どの種類の床暖房を入れるのがいいかは、お客様それぞれで異なります。
床暖房を設置されるお客様が、何が目的で、予算はどのぐらいで、家づくりの計画に合ったものか、総合的に判断して決めるのが大事になります。
自分たちだけで考えるのは大変だと思うので、是非一度モデルハウスにご来場いただき、ご相談いただければと思います。
お待ちしております!!
多田 優希(ただ ゆき)
読書とクラシック音楽をこよなく愛する住宅サポーターです。インドアメインの生活スタイルの方、音響設備について家に取り入れたい方、是非ご相談ください!前職では家のセキュリティの提案も行っておりましたのでインドア&セキュリティはニコニコNo.1を自負してます♪
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