スタッフブログ|外壁の材料って、どのような種類があってそれぞれメリットって何?

外壁の材料って、どのような種類があってそれぞれメリットって何?

外壁の材料って、どのような種類があってそれぞれメリットって何?

皆さん初めまして。
ニコニコ住宅新潟店の植木と申します!

これからお家づくりのお役立ち情報や
新築工事の状況等アップさせて頂きます。  

実はニコニコ住宅新潟店なんですが…
明日2月2日㈯からグランドオープン致します!

スタッフがまだまだ不慣れな感じですが、全力で家づくりをサポートしてまいりますので
ぜひおこしくださいませ!

亀田IC近くのすまいの広場向かいにお店が有ります♪
長岡のニコニコ住宅と共に是非、新潟店も宜しくお願いします!! 

さて、今回は

「新築住宅の外壁の違い」

について、お伝えしてまいります!

皆さん、外壁の種類や特徴はご存知でしょうか?
外壁は、家の印象(デザイン)を左右させるだけでなく、悪天候や災害から建物を守り、
建物の寿命にも関わる重要な建材です。

そのため、外壁材は様々な種類と金額の物があり、それぞれの説明を受けていると、すべて良いような気にもなりますが予算の問題もあって何をどうすれば良いのか決められないと悩まれている方も多いかと思います。

結局、予算の関係で決めてしまったり。。。

そこで今回は、外壁の種類のご紹介とそれぞれの違いについてご説明しますので。
皆様の今後の家づくり計画のご参考にしていただけると嬉しいです♪

 

ガルバリウム鋼板


ガルバリウム鋼板外壁とは、アルミニウムと亜鉛等で構成されている金属系の外壁材です。 

日本では、ガルバと略称される事も多いです。
新築のお家の外壁で金属っぽい外壁材、よく見ますよね?
あれは、ほとんどガルバだと思っていただければ大丈夫。

見た目が似ているトタンとの違いですが、
ガルバアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板で、
トタン亜鉛メッキ鋼板

見た目は似てますが、中身の素材がちがいます。

ガルバリウムの外壁材はアルミニウムという「内部の酸化」に強い素材を混ぜることで
トタンより約4倍、さびにくくなっています。

【 ガルバリウム鋼板のメリット 】

1. メンテナス費用が窯業系の外壁材(後ほどご説明します!)より少なくて済む
地域によって異なりますが、塩害地域で約15年、それ以外で約25年の耐久性です。

窯業系等の通常サイディングが、10年毎の塗り替えを目安とされているので約1.5倍長いことになります。これ、結構大事です。建てる時の費用も気になりますが、ずっと住む家ですので、その後のメンテナンス費用も気になるところですよね。

2. 錆びにくい
上記のトタンとの違いでご説明した通り、ガルバリウムの外壁材は錆びにくい建材です。
仕組みとしては表面のメッキに傷がついたとしても、中に含まれる亜鉛が鉄より先に溶けて、鉄を錆から守ろうとするからです。

 

【 ガルバリウム鋼板のデメリット 】

1. 衝撃に弱く、傷がつきやすい
ガルバリウム鋼板の一番の問題は、別の外壁材に比べての薄さです。
メーカーそれぞれにもなりますが概ね 0.4 mm 程度の厚さのため、硬い物が強く当たると、へこみや傷になることがあります。そうなると外観が悪くなったり、傷が深いとサビに強いとはいうものの、塗装面が剥がれサビの原因になってしまいます。

2. 雨がかからない場所では白錆が起きやすい
軒下の壁など雨がかからない場所は、塩分や酸性のチリやホコリが溜まることで腐食が進行し、発疹のような白錆が起こることがあります。
対策としては、雨のかからない場所を水洗いする事です。私のお客様ですと、毎年春に脚立とケルヒャーを使ってご主人様が1時間くらい使って洗ってらっしゃる方もいらっしゃいます。
実際に毎年やっているとかなり大変な作業ですが。。。長持ちさせる為とは言え、このデメリットは考慮しなければなりませんね。

 

窯業系サイディング


窯業系サイディングとは、セメント質材料、繊維質材料(強度を補う為の材料)、水等を高温高圧で固めて作られた外壁材です。

【 窯業系サイディングのメリット 】

1.  デザインが多い!
 デザインや色が多彩なので、モルタル調やタイル調など、様々な外壁パターンから好みにあった外壁を選ぶことができます。

2. 施工品質が安定する
施工性がよいので仕上がりのムラが少ない点です。
工場でサイディングが決まった形で生産されるので施工性に優れています。

【 窯業系サイディングのデメリット 】

1. シーリング材が劣化する
シーリング材とは、建物の防水性や気密性を保つために、外壁や窓枠等の継ぎ目や隙間に施工されるペースト状の建築材料です。(乾燥する前はボンドみたいな感じです)

このシーリング材が、外壁の劣化が少なくても、シーリング材は劣化していくので、
結局は補修費用にお金がかかってしまう事があります。

2. 劣化による雨水のしみ込み
外壁の表面の塗装や塗料が経年劣化して、雨水が外壁に沁み込むようになってきます。

雨水を含んでしまうと、変形したり、割れてきたり。。。
ガルバリウムより、経年劣化のスピードは速くなります。

 

タイル材


 

「タイル」というと、お風呂やトイレの床材というイメージがあるかもしれませんが、むしろその使われ方は現在少なくなってきており、新築家屋の外壁材としての使用方法に注目が集まっています。

タイルの外壁は重厚で高級感のある見た目であるため、外観にこだわる方には人気がありますし、そのメンテナンス性の高さも選ばれる理由のひとつになっています。

【 タイルのメリット 】

1. ダントツの耐久性!
タイルは石や砂などを約1,300度の高温で焼き固めた素材の為、非常に硬く、耐久性、耐水性が高く、
汚れに関しても雨で汚れを洗い落とせます。
何か硬い物でひっかいたり、風などで砂が吹きつけられても、ほとんどキズはつきません!

また、水を弾いてほとんど水分が染み込まないため、汚れにくく、梅雨の長雨や豪雨の影響も受けづらい素材です。これは素材そのものが経年劣化していく別の外壁材とは、比較にならないほどの耐久性と言えます。

2. 変色しづらい
タイルは高温で焼成した焼きものなので、塗装で着色しておらず色褪せがほとんどなく、経年しても色の劣化がないのが利点です。

 

【 タイルのデメリット 】

1. 構造の相談が必要
上記で述べたガルバや窯業系に比べてタイルは格段に重たい素材のため、その重さに十分耐えうる構造でなくてはなりません。木造住宅でタイルにする場合は建築士と相談する必要があります。

2. 費用面
タイル外壁の最大のデメリットは価格です。。。
一般的な外壁に比べて、追加で150万円~か、それ以上かかると考えてよいと思います。

最も価格の安いタイルでも別の外壁材やモルタル塗りの外壁価格の安さには勝てません。

その代わり「修繕費用」がほとんど掛からないということも視野に入れておくのがポイントです。

 


 

いかがでしたでしょうか?

ひとくくりに外壁と言っても、
それぞれの特性によりメリットデメリットが有ります。

まずは、お客様の中でどこに重点を置かれるかがポイントになります。

性能面もしくは費用面、耐久性、
住まわれる地域も考慮しなくてはなりません。

外壁は、住まわれた後のメンテナンス費用もかかってくるものです。

是非、今回の内容をご参考の一つとして頂き
お客様にとって幸せなお家づくりをお考えいただければと思います!!

勿論、お客様の背景に合わせた
幸せな家づくりについてお話も出来ますので 
外壁の事に関わらずご興味ある方は、ぜひお気軽にお越しくださいませ♪

担当 植木

 

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