スタッフブログ|目隠しフェンスの高さを考えよう

目隠しフェンスの高さを考えよう

目隠しフェンスの高さを考えよう

皆さんこんにちは!
釣りが大好き、プランナーの大澤です!

皆さん、GWはいかが過ごされましたか?
長岡市は初日雨模様でしたが、
GW後半には晴れに恵まれました。
なので!
大澤家は家族みんなで海に行きました!
8歳の長男は一緒に釣りをし、
3歳の次男は海岸で砂遊びを満喫しました。

「お父さん楽しかった!」
と子供たちにも言われ、
家族一緒に過ごせた充実したGWになりました。

さて皆さん、お家づくりをするとき
お庭について考える方もいらっしゃると思います。

私も5年前に家づくりをしたとき、
子供を遊ばせたいね!
家庭菜園したいね!
という理由から、お庭を作りました。
お庭で家庭菜園をする予定だから、という事で
フェンスや芝など全く考えておらず
そのままの状態で引渡を受けました。

その後、次男が生まれ、長男も大きくなってくると
やんちゃな子供たちはお庭で元気に走り回り、
目を離すとお隣さんの敷地に入ってご迷惑を掛けたり、
道路に飛び出しだしたりするようになりました。

なので2年前のGWに
長男と一緒にDIYでお庭にフェンスを設置しました!

ニコニコ住宅に来る前の事でしたので
知識も経験もまったくなく、
YoutubeやDIYブログを見ながら
見よう見まねで作りました。

この時、フェンスを付けた目的は
子供たちが遊ぶとき、
お隣さんの敷地に行くことを防ぐことと、
道路に飛び出さないようにすることでした。

その後、ニコニコ住宅に来て、
フェンスは目隠しの為につける方もいる
ことを初めて知りました。

目隠しの為にって・・・・。
フェンスの高さはどれぐらいにしたらいいんだろう?
そんな疑問が出てきました。

なので!今回のブログは、
ニコニコ住宅のプランナーとして
これからお家づくりを考えている方、
お家づくりは終わったけどフェンスをどうしようか
と考えている方に向けて、

目隠しフェンスの高さについて
お伝えしていきます!

目隠しフェンスの目的って何!?

まずは、目隠しフェンスの目的について見ていきます。
目隠しフェンスは、「外からの視線を遮りたいから設置」
します。

お家で目隠ししたい場所は、以下になります。

① お庭
② お隣さんとの境界
③ 道路側の境界
④ 玄関の正面

があげられます。
※境界とは、お隣や道路など境を示す線の事です。

次に、目隠しフェンスをする目的は、以下になります。

① お庭

・プライベート空間にしたい
・外からの視線を気にせずに子供と遊んだり家庭菜園したい

② お隣さんとの境界

・LDKなどの窓から視線を遮りたい
・お互いの敷地内に勝手に入らないようにする

③ 道路側の境界

・歩行者から家の中を見られたくない
・子供が道路に飛び出さないようにしたい
・歩行者が敷地内に勝手に入らないようにする

④ 玄関の正面

・開け閉めが頻繁な玄関口を見られたくない
・子供の飛び出し防止のため

といった考えから、
目隠しフェンスをつける場合が多いです。

①~④の共通点として、
「人の視線が気になる」
「安全面のため」
があげられます。

人から見られない高さにするには!?

大澤家の場合、
視線よりも安全面を優先したので
遊びまわる子供たちが飛び出さないよう
地面から120㎝ぐらいの高さで
フェンスを設置しました。
ただ、この高さではとても視線を隠すことはできません。

では、「人の視線」を気にした場合、
どのぐらいの高さにしたらよいのでしょうか?

人の視線ってどのぐらいの高さかご存じですか?
もちろん身長で高さが変わるのですが、
簡単な計算式で目線の高さって求められるんです。

一般的に、人の目線の高さは

身長×0.9=目線の高さ

で計算ができると言われています。
身長170㎝だと

170㎝×0.9=153㎝

が、目線の高さとなります。
ただ、目隠しフェンスは外に設けるものなので
当たり前ですがみんな靴を履いています。
一般的なスニーカーの厚みが
3㎝~5㎝と言われていますので、
一番厚い5㎝とした時、身長170㎝の人の場合

(170㎝+5㎝)×0.9=157.5㎝

となります。
身長も人それぞれですので、
表にまとめてました。

身長 目線の高さ
160㎝ 148.5㎝
170㎝ 157.5㎝
180㎝ 166.5㎝
190㎝ 175.5㎝
200㎝ 184.5㎝

※靴底5㎝の場合です

一般的な日本人男性の平均身長は
171.6㎝と言われているので、

フェンスの高さの目安は180㎝程
あれば良いという事になります。

設置場所の高さも考えること重要なんです!!

目隠しフェンスの目安の高さがわかりました。
じゃぁ
180㎝の目隠しフェンスを設置すればいいんですね!?
というのはちょっと待ってください!

これはあくまでも
人の目線の高さだけを見た場合です。

一般的なお家の床は、
地面より50~60㎝高くなっています。
なので、
お部屋の中を見られたくない!としたとき、
目隠しフェンスの高さは

(目隠しフェンス)180㎝+(床の高さ)60㎝=240㎝

の高さで設置すると、
外からお部屋の中が見られない高さになります。

また、敷地の状況によっては、
高低差があり、道路から建物まで
地面が高くなっている場合もありますし
地面が低くなっている場合もあります。

なので、
設置する場所の高さもちゃんと考慮して
目隠しフェンスの高さを決めること
とても大事なポイントになります。

では、実際どのぐらいの高さを
目安に考えればいいのか?
先ほどみた①~④の目的から
人の視線を考えた場合の
目隠しフェンスの高さを考えてみましょう!

① お庭

お庭で外からの視線を気にしない、
プライベートな空間にしたい場合

道路の高低差+人の視線=目隠しフェンスの高さ

にすると、
人の視線が気にならない自分だけの
プライベート空間にできます。
例)
道路の高低差(60㎝)+人の視線(180㎝)
=目隠しフェンス240㎝

② お隣さんとの境界

お隣さんの窓からリビングやトイレ・お風呂の窓が
隣りあった場合、
部屋の中を見られない高さにする場合、

お隣の床の高さ+人の視線=目隠しフェンスの高さ

にすると、
お隣さんから部屋の中が見えちゃう!
という事を防げます。
例)
お隣の床の高さ(60㎝)+人の視線(180㎝)
=目隠しフェンス(240㎝)

③ 道路側の境界

歩行者からお部屋の中を見られたくない!
その場合は

道路の高低差+床の高さ+人の視線=目隠しフェンスの高さ

にすると、
道路から部屋の中が見えちゃう!
という事を防げます。
例)
道路の高低差(20㎝)+床の高さ(60m)+人の視線(180㎝)
=目隠しフェンス(260㎝)

④ 玄関の正面

開け閉めが頻繁な玄関口を見られたくない!
その場合は

道路の高低差+床の高さ+人の視線=目隠しフェンスの高さ

にすると、
玄関口が見えなく、
周りを気にすることもなくなります。
例)
道路の高低差(20㎝)+床の高さ(60㎝)+人の視線(180㎝)
=目隠しフェンス(260㎝)

このように、
それぞれの目的と周りの状況を
しっかり考えて考えていくと
どのぐらいの高さの
目隠しフェンスを設置すればよいかが
わかり、失敗しない高さを決められます!

フェンスの高さで費用も変わってしまう!?

ここまで見てきて、
「目隠しフェンスって意外と高さあるんだな~」
と思う方がいらっしゃると思います。
180㎝の高さであれば、
人よりちょっと高いかな?
と思いますが、
200㎝を超えてくると
「結構高さあるな」
と思います。

また、目隠しフェンスは、
高くすればするだけ費用も上がっていきます。
その理由は、
・目隠しフェンスの材料費用が上がっていく
・土台の強度を上げるため費用が上がる
からです。

目隠し費用の材料はなんとなく想像はできますが、
意外と知られていないポイントは
土台の強度です。
目隠しフェンスの高さが
高くなればなるほど
目隠しフェンスの重さも増え、
風の影響もより受けるようになります。

なので、支えの土台も
目隠しフェンスが高くなればなるほど
目隠しフェンスが倒れないよう、
土台の費用も上がってきます。

高さの目的を考えず、
「目隠しフェンスの高さを高くすればいいや」
という気持ちで設置しようとすると
余計な費用がかかってしまいます。

なので、
設置する目的、
設置する場所の高さ
をしっかり決めて
余計な費用を掛けずに
目隠しフェンスを設置する事が
大事なポイントとなります!!

目隠しフェンスの高さは目的と場所で決めよう!!

さて、目隠しフェンスの高さについて
お伝えしてきましたが、
目隠しフェンスの高さを決めるポイントは、

◎目隠しフェンスを目的を考える
◎人の視線の高さを理解する
◎目隠しフェンスの設置する場所の高さを考える

の3点です!

このポイントをしっかりと抑えて置けば、
目隠しフェンスの高さも
失敗せず、ちゃんと目的にあった
目隠しフェンスを設置できますし、
余計な費用を掛けずにすみます!

ただ、そうは言っても
目隠しフェンスの設置場所を
どうすればいいかわからない・・・
どの高さがベストなのかわからない・・・
初めての事だからどうしたらいいかわからない・・・
という方が多いと思います。

目隠しフェンスの高さで悩んでます・・・という方は
是非、大澤までご相談ください!!
皆さんの目的を一緒に考えて、
ニコニコ笑顔で毎日すごせる
素敵な生活が送れるお手伝いをいたします!!

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