スタッフブログ|電気契約って実はこんなに色々あるんです!

電気契約って実はこんなに色々あるんです!

電気契約って実はこんなに色々あるんです!

皆さんこんにちは!釣りが大好き大澤です!

9月に入り暑い夏もだんだん落ち着いてきました。
今年は長岡も2年ぶりの花火で盛り上がりましたね!

私は、今年はじめて柏崎大花火大会を見ました!

海上花火の迫力は、
長岡花火と違ったすごさがあり
とても感動しました!
また来年行きたいと思います!

さて、8月中は夜も蒸し暑く
エアコンをつけっぱなしの毎日で
大澤家も毎年の事ながら
電気代が結構かかりました・・・。

たぶん、皆さんもそうですよね?

エアコンが活躍する季節は
電気代が気になるところ・・・。

大澤家はオール電化住宅なので、
冷暖房器具は基本的にエアコンのみです。
夏場はエアコンの冷房の設定温度を上げて
扇風機を回しながら
電気代を少しでも安くしよう!と
工夫を凝らしています。

でも冬場はそうはいかず、
暖房はエアコン+こたつを使う我が家は
夏場よりも冬場の方がグンと電気代が上がります。

そんな電気代ですが、
2016年から電力自由化になり
主要電力会社以外にも
電気の販売で様々な会社が出てきて
電気契約も様々なプランが展開されています。

私も住宅を購入する際、色んな会社を調べ
どこがいいのか悩みました・・・。
選択肢が多いことは嬉しいのですが、
ありすぎるとどれがいいのか
正直悩んじゃいます。

なので今回は!

これからオール電化住宅のお家を建てようと
考えている方や
すでにオール電化住宅に住んでいる方に向けた
電気契約についてをお伝えしていきます!

電気契約ってなにがあるの?オール電化住宅はどうなの?

いきなりですが、
まず最初に注意です!

電力自由化で様々な会社が
電気の販売をしていますが、
オール電化住宅を考えている・住んでいて
電気料金を見直したい方は
『オール電化に対応している電力契約できる会社』
を選んぶことをおすすめします。

 そうしないと、
電気代が高い!
失敗した!
となります。

なぜオール電化住宅対応の
電力契約じゃないといけないのか?

理由はというと、

夜間電力や昼間の電気料金など
オール電化住宅に合わせた
様々な電気契約があるから
です。

オール電化住宅の特徴は何と言っても
家の中のすべての装置に電気を使うことにあります。

お風呂やシャワーは電気でお湯をつくる
「エコキュート」で給湯。

お料理はガスではなく
IHクッキングヒーターを使う。

暖房はエアコンや蓄熱暖房機を
熱源にする貯めるなど

ガスコンロやガス給湯器などと違い、
ガス料金がかからず、
電気に一本化することで
光熱費を考えたとき、総合的に安くなりやすいのが
オール電化住宅です。

そのため、電気契約をする際は
夜間電力が安くなっているプランがある
電気会社を利用することが重要になります。

 

新潟県の場合はどこの電力会社がよい?

「電力自由化」により、従来の電力会社以外の会社でも
利用することができるようになりました。

ただ、オール電化住宅専用の
電気契約は意外と少ないです。

新潟県の場合は東北電力が力を入れて
様々な方に対応した、
オール電化用の電気契約プランを提供しています。

今回のブログでは、ニコニコ住宅で多く採用している
オール電化に対応した
東北電力のオール電化住宅用の
電気契約はどんなものがあるのか?
どんな電気契約が良いのか見ていきたいと思います!

電気契約ってどんなものがあるの?

まず、東北電力では電気契約には
大きく分けて2種類あります。

【従量電灯】

時間帯に関わらず電気料金が一定の電気契約です。

・従量電灯A
・従量電灯B
の2種類があります。

20229月現在

【よりそう+(プラス)シリーズ】

電力自由化により新しくできた電気契約です。
夜間の安い電力を使ったり、
日中の使い方などで細かく電気料金が変わります。

・よりそう+シーズン&タイム
・よりそう+ナイト12
・よりそう+ナイト8
など
合計9種類
20229月現在

【従量電灯】と【よりそう+(プラス)】の違いは
電気料金が一定か、時間帯によって電気料金が変わるか
です。

ガスを利用した住宅の場合、
【従量電灯】での電気契約が多いです。
基本料金が安く、電気料金は使った分だけなので
ガスと併用すると電気料金を抑えることができるためです。

特に新潟県は冬の暖房器具で
大きく光熱費が変わります。
ガスを利用する場合は
ガスヒーターやガス温水床暖房など
電気以外の暖房器具を使う場合
電気代は安くなるメリットがあります。
その分、ガス料金はかかってきます。

オール電化住宅の場合、
【よりそう+(プラス)】での電気契約が多いです。
基本料金は契約内容により様々ですが、
時間帯によって電気料金に違いがあるため
ご家庭の電気の使い方別に
様々な契約内容があります。

オール電化住宅は
暖房器具はエアコンか電気式床暖房を使うため、
電気の使用量はガス利用に比べて格段に上がります。
ただ、
ガス料金を払わなくてよい
安い電気料金帯の夜間電力が使える
ため、
光熱費・電気料金を抑える事ができるメリットがあります。

電気契約も色々あります。
どんな電気契約があるの?
どんなメリットがあるの?
どうすればいいの?
と、疑問が出てくると思いますので、
次は契約内容と特徴を見ていきたいと思います!

 電気契約の特徴ってなに?違いと特徴を見てみよう!

では、それぞれの電気契約の
内容と特徴を見ていきます!

ちなみに!
最初に一例として、
大澤家の電気契約内容
8月の電気使用量を
参考として記載します!

■家族構成:夫婦共働き、長男(小学生)、次男(保育園)

契約内容:【よりそう+シーズン&タイム】
契約容量:10kVA
夏季ピーク電力使用料:169kWh
オフピーク電力使用量:192kWh
夜間電力使用量:250kWh
合計電力使用量:611kWh

使用家電
・エアコン2台(LDK・主寝室)
・洗濯乾燥機(毎日使用)
・食器洗い乾燥機(2日に1回)
・扇風機1台

8月は長男が夏休みという事もあり、
LDKのエアコンは24時間稼働
寝室のエアコンは寝る時だけです。
エアコンの設定温度は26~27度でした。
電気代のかかる乾燥機系は夜間電力の時間で可動です。
もちろんエコキュートも
夜間電力で湯沸かししています。

実際使用した電気使用量なので
かなりリアルな数字です!

こちらの内容を踏まえて、
【従量電灯】【よりそう+(プラス)】
それぞれの契約内容の特徴を見ていきましょう!

まずは【従量電灯】です。

・従量電灯A
・従量電灯B

2種類の電気契約があります。

・従量電灯A

基本料金がなく、
最低料金が~7kWhまで、
7kWh以降は使った分だけ電気料金がかかります。

条件として、最大使用電流が5A以下の契約が対象です。

■ 特徴
主にアパートの共有部分の廊下や階段の照明で
電気を使う合う方が契約されます。
一般的な住宅には利用されません。

・従量電灯B

最大60Aまでの住宅で、
10A、15A、20A、30A、40A、50A、60A
の中から選べます。

電気料金は
・~120kWh
・120kWh~300kWh
・300kWh~使用した分
と3段階に分かれて電気料金が変わります。

昼間・夜間・季節と時間や季節に関わらず
電気料金が一定です。
使ったら使った分だけ電気料金がかかります。

■ 特徴
給湯機・コンロ・暖房器具
にガス利用するご家庭向けです。

つづいて【よりそう+(プラス)】です。

・よりそう+シーズン&タイム
・よりそう+サマーセーブ
・よりそう+ナイト12
・よりそう+ナイト10
・よりそう+ナイト8
・よりそう+ナイトS
・よりそう+ナイト&ホリデー
・よりそう+ファミリーバリュー
・よりそう+eネットバリュー

9種類の電気契約があります。

・よりそう+シーズン&タイム

まずは大澤家の契約内容です!

ヒートポンプ機器(エアコン・エコキュート)を使う
オール電化住宅向けの一番スタンダードな契約内容です。

夏季(7月~9月):ピークタイム10時~17時
冬季(12月~2月):ピークタイム16時~18時
その他季節:ピークタイム10時~17時

■ 特徴
シーズン毎にピークタイム(電気料金が高い)があり、
前後にオフピーク・夜間電力があります。
エアコンなど季節家電を節約すると
電気代がお得になります。
共働き夫婦で、日中比較的誰もいない
時間が多いご家族向けです。

よりそう+サマーセーブ

夏季のピーク時間以外の
昼間・夜間が比較的安く設定されています。
昼間電力は
・0kWh~90kWh
・90kWh~230kWh
・230kWh~使用した分
と3段階に分かれて
電気料金が変わります。
電力使用量が少なければ
電気代が安くなるようになっています。

■ 特徴
夏季(7月~9月)のピーク時間帯13時~16時が
もっとも電気料金が高く、
それ以外の季節は昼間・夜間の電気料金が設定されています。

・よりそう+ナイト12

9時~21時を境に電気料金が変わります。
昼間電力は
・0kWh~70kWh
・70kWh~170kWh
・170kWh~使用した分
と3段階に分かれて電気料金が変わります。
電力使用量が少なければ
電気代が安くなるようになっています。

夜間電力は一律です。

・よりそう+ナイト10

8時~22時を境に電気料金が変わります。
昼間電力は
・0kWh~80kWh
・80kWh~200kWh
・200kWh~使用した分
と3段階に分かれて電気料金が変わります。
電力使用量が少なければ
電気代が安くなるようになっています。

夜間電力は一律です。

・よりそう+ナイト8

7時~23時を境に電気料金が変わります。
昼間電力は
・0kWh~90kWh
・90kWh~230kWh
・230kWh~使用した分
と3段階に分かれて
電気料金が変わります。
電力使用量が少なければ
電気代が安くなるようになっています。

夜間電力は一律です。

■ 特徴
よりそう+ナイト12、10、8は
夫婦の出勤・帰宅時間が朝早く夜遅く、
平日・休日の日中に
ほんの少し電気を使うご家庭向けです。

・よりそう+ナイトS

8時~22時を境に電気料金が変わります。
基本使用料が高いですが、
昼間の電気使用量が200kWhを超えなければ
基本使用料+夜間電力使用料のみになります。

■ 特徴
日中ほとんど電気を使わない
ご家庭だとナイトシリーズで一番安くなります。

・よりそう+ナイト&ホリデー

8時~22時を境に電気料金が変わります。
昼間電力は
・0kWh~60kWh
・60kWh~140kWh
・140kWh~使用した分
と3段階に分かれて電気料金が変わります。
電力使用量が少なければ
電気代が安くなるようになっています。

夜間・休日は一律の電気料金となりますが、
ナイトシリーズで一番夜間電力が高いです。

■ 特徴
週末にまとめて家事をしたい。
休日は家でのんびり過ごしたい方向けです。

 よりそう+ファミリーバリュー

電気料金は従量電灯と同じで使った分だけかかります。
普段から家にいる、2世帯・3世帯など
大人数のファミリー向けです。

■ 特徴
400kWh まで電気料金が安く、
400kWh を超えると若干高くなります。
その後、どれだけ使っても1kWh当りの金額は変わらないので
昼夜問わず家電機器を使う方向けです。

・よりそう+eネットバリュー

従量電灯Bを契約されている方向けの契約内容です。
基本使用料が従量電灯Bと比べ1ヶ月55円(税込)
お得になります。

■ 特徴
ガスと併用して電気をあまり使わないご家庭向けです。

どの電気契約にする?ポイントは住まい方と家電の使い方!

東北電力の電気契約だけで
これだけの種類があります。
これだけ多いと
どれを選んだらいいか
わからなくなっちゃいます。

電気契約を選ぶポイントは

  • 家族の人数は何人?
  • 夫婦の出勤時間、帰宅時間
  • 日中に誰かいる?
  • 休日の過ごし方
  • いつ家事をするか

この5つのポイントを抑えると
どんなプランにすればよいか見えてきます。

例えば、大澤家のように

  • 小さい子供のいる4人家族
  • 夫婦で共働き
  • 土日家で過ごしている
  • 家にいる時間が長い
  • 洗濯物はまとめて夜にする

となれば、
よりそう+シーズン&タイムが
一番安くすむ電気契約となります。
妻の職場が変わる前は
夫婦の帰りが遅く、家事をすべて夜にしていたので
よりそう+ナイト8が
一番安くすみました。

働き方で家での家事の時間も変わりますし、
お子様の成長で日中の過ごし方も変わってきます。

なので、
それぞれのポイントを考えて
どのプランにすればよいかを見ていくと
一番合ったプランが見つかってきます!

電気料金を安くするための工夫!

電気料金を安くするためには
普段の家事の仕方や冷暖房器具の使い方の
工夫をすることがポイントです!

例えば、
【よりそう+シーズン&タイム】の場合

  • 朝の料理は8時まにすませて、IHヒーターの電気量節約!
  • 夏季は10時~17時まで、エアコンの設定温度を上げる!
  • エコキュートの湯沸かし設定や洗濯乾燥、食器洗い乾燥機を
    22時以降に動く用タイマーセット!

など、
電気料金が高い時間帯・安い時間帯を把握して、
家電の使い方や過ごし方を工夫すれば、
安い電気料金帯で電力を使って
月々の電気料金を抑えることができます。

ただし!
あまりに無茶をしすぎると
窮屈な毎日を送ってしまう事にも
なりかねないので、
5つのポイントをおさえた中で、
少しでも電気料金を抑える工夫をすることが
大事なこととなります。

電気契約って沢山あるんです

さて、オール電化住宅の電気料金を見てきましたが
季節によって電気使用量が違ったり
時間帯によって夜間電力に切り替わるタイミングも違ったりと
沢山違いがありました。


これだけ電気プランがあると
何を選んだらよいかわからない!
という方も多くいらっしゃると思います。

私も、お客様とお話ししている際、
実際、どの電気プランを選んだらいいの?

と、よくご相談を受けます。

お家づくりでは初めてのことが沢山ありますので
電気料金で悩んでいる方は
ぜひご相談ください。
住まい方から節約方法まで、
私のリアルな体験談とともに
皆さまに合ったプランのご提案をいたします!

 それでは、ご相談お待ちしております!

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